Udemyで学べるIPA情報セキュリティマネジメント試験(SG)対策おすすめ4選

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現代社会において、情報セキュリティのニーズは非常に高まっています。

(クリックで表が拡大します)

この表は、2023年1月25日に独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公開した「情報セキュリティ10大脅威 2023」になります。

組織の向けの脅威の上位には、「ランサムウェアによる被害」や「標的型攻撃による機密情報の窃取」、個人向けの上位には「フィッシングによる個人情報等の詐取」などがあり、手口を変えては攻撃を仕掛けてきます。

そして、毎日のように被害遭っている組織や個人の方がいるのも事実です。

このような時代だからこそ、情報セキュリティに関する知識やスキルを持った人材が求められています。


ここで、IPAの「情報セキュリティマネジメント試験」が重要なポイントになります。

この試験は、情報セキュリティに関する基本的な知識やスキルを認定するものであり、受験者が情報セキュリティに関する知識を有することを証明することができます。

Udemyでは、IPAの「情報セキュリティマネジメント試験」を学べる講座が用意されており、自分のペースで学ぶことが可能です。

この記事では、Udemyで学べる「情報セキュリティマネジメント試験」講座を紹介します。

良かったら、参考にしてみてくださいね。

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目次

UdemyとIPA資格との関連性について

UdemyとIPA資格の関連性ですが、Udemyには、IPA(情報処理推進機構)資格の学習や試験対策の役立つ講座が存在している点になります。

ただし、Udemyで提供されている講座は、IPA公認ではありません。
それでも、質の高い講座を選択すれば、試験対策に大いに役立つはずです。

情報セキュリティマネジメント試験とは?

情報セキュリティマネジメント試験は、独立行政法人情報処理推進機構(以下、IPA:Information-technology Promotion Agency)が運営するIT系の国家資格です。

IPAが定義する試験の定義は以下の通りです。

情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する試験

IPA 情報セキュリティマネジメント試験とは IPより

つまり、情報セキュリティマネジメント(企業や組織が持つ情報の安全を守るために、さまざまな運用及び管理を行うこと)の基本的な知識やスキルを認定する試験になります。

対象者と受講資格

情報セキュリティマネジメント試験が活かせる対象者

・個人情報や機密情報を取り扱う方
・社内ネットワークを閲覧する方
・情報システムを使用する方
・委託している業務を扱っている方 など

情報セキュリティマネジメント試験では、受験資格に制限はありません。
年齢、実務経験を問わず、誰でも受験することが可能です。

試験の目的と重要性

情報セキュリティマネジメント試験は、組織のセキュリティポリシーの確立や適切なセキュリティ対策の実施に重要な役割を果たします。

また、組織内の認識向上や、情報セキュリティに対する意識の向上にもつながります。
これにより、情報資産を保護し、ビジネスの継続性を確保することができます。

この他に、この試験を通じて、自己防衛の観点から、実践的なスキルを向上させることができます。

出題内容、問題数、時間制限など

情報セキュリティマネジメント試験の試験詳細を確認してみましょう。

問題数、時間制限について

項目 内容
試験時期 春期(4月)/ 秋期(10月)
試験時間 120分
出題数 A試験 48問
B試験 12問
出題形式 多肢選択式
合格基準 総合評価点
 600点以上/1,000点
試験方式 CBT(Computer Based Testing)方式
受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します※
採点方式 IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づいて回答結果から評価点を算出します。

※身体が不自由な方など、コンピュータを用いるCBT方式で受験できない場合には、春期(4月)と秋期(10月)の年2回、ペーパー方式による受験方法を利用できます。

出題内容について

試験は「A試験」と「B試験」からなります。

「試験A」の出題内容は以下の通りです。

情報セキュリティの考え方をはじめ、情報セキュリティ管理の実践規範、各種対策、情報セキュリティ関連法規などに加えて、ネットワーク、システム監査、経営管理などの関連分野の知識を問います。

IPA 情報セキュリティマネジメント試験 試験内容
重点分野 情報セキュリティ全般 機密性・完全性・可用性、脅威、脆弱性、サイバー攻撃手法、暗号、認証 など
情報セキュリティ管理 情報資産、リスク、ISMS、インシデント管理などの各種管理策、CSIRT など
情報セキュリティ対策 マルウェア対策、不正アクセス対策、情報漏えい対策、アクセス管理、情報セキュリティ啓発 など
情報セキュリティ関連法規 サイバーセキュリティ基本法、個人情報保護法、不正アクセス禁止法 など
関連分野 テクノロジ ネットワーク、データベース、システム構成要素
マネジメント システム監査、サービスマネジメント、プロジェクトマネジメント
ストラテジ 経営管理、システム戦略、システム企画

「試験B」の出題内容は以下の通りです。

業務の現場における情報セキュリティ管理の具体的な取組みである情報資産管理、リスクアセスメント、IT 利用における情報セキュリティ確保、 委託先管理、情報セキュリティ教育・訓練などのケーススタディによる出題を通して、情報セキュリティ管理の実践力を問います。

IPA 情報セキュリティマネジメント試験 試験内容

情報セキュリティマネジメント試験の難易度

情報セキュリティマネジメント試験の難易度と合格率を見ていきましょう。

難易度は「レベル2」となります。

レベル 定義
レベル1 情報技術に携わる者に必要な最低限の基礎的知識を有し,要求された作業について,指導を受けて遂行できる。
レベル2 基本的知識・スキルを有し,一定程度の難易度又は要求された作業について,その一部を独力で遂行できる。
レベル3 応用的知識・スキルを有し,要求された作業について全て独力で遂行できる。
レベル4 高度な知識・スキルを有し,プロフェッショナルとして業務を遂行でき,経験や実績に基づいて作業指示ができる。
また,プロフェッショナルとして求められる経験を形式知化し,後進育成に応用できる。

参照:IPA 試験要綱Ver.5.0

ITパスポートがレベル1、基本情報技術者がレベル2、応用情報技術者がレベル3なので、難易度的には、

ITパスポート < 情報セキュリティマネジメント < 基本情報技術者 < 応用情報技術者

の順になります。

続いて、直近の情報セキュリティマネジメントの合格率を見てみましょう。

  令和元年 令和3年 令和4年
応募者数 18,540人 15,441人 14,253人
受験者数 14,355人 14,089人 13,131人
合格者数 6,754人 7,376人 8,033人
合格率 47.0% 52.4% 61.2%

直近ですと5~6割の合格者が出ていますね。

しっかりと学習し、対策を取れば合格できそうですね。

合格することでのメリットは?

情報セキュリティマネジメント試験に合格することで、得られるメリットをいくつか紹介します。

合格することでのメリット

・職務での役割拡大や昇進のチャンス
・企業にとっての信頼性向上
・自己成長や自己啓発の機会

職務での役割拡大や昇進のチャンス

情報セキュリティマネジメントに関する知識やスキルを有する人材を認定する資格試験です。
合格することで、情報セキュリティに関する基本知識を有することが認められます。

そのため、職務での役割拡大や経験を積んでいくことで、昇進のチャンスが増える可能性があります。

企業にとっての信頼性向上

情報セキュリティマネジメントは、企業にとって非常に重要な要素の一つです。
試験に合格することで、基本的な知識を有することが証明できます。

そのため、企業にとって信頼性が向上し、顧客、取引先などのステークホルダーからの信頼を得ることも可能です。

自己成長や自己啓発の機会

試験には情報セキュリティマネジメントに関する実務的な問題が含まれています。
これらの問題に対して正確かつ迅速に解決するためには、問題解決能力を磨く必要があります。

こうした努力は、自己成長や自己啓発につながるだけでなく、職業上のスキルアップにもつながります。

Udemyのおすすめセキュリティマネジメント試験対策講座4選

Udemyでおすすめのセキュリティマネジメント試験の講座を紹介します。

【おすすめ①】【セキュリティ知識を深める!】情報セキュリティ基礎 + 情報セキュリティマネジメント試験 合格講座

コース概要 ただの暗記ではなく、仕組みを理解。体系的に情報セキュリティを理解し、最短で合格をつかみ取る。
学習内容 ・情報セキュリティマネジメント試験に合格するための知識
・コンピュータセキュリティの全体像
・実際のサイバー攻撃手法の概要
・午後試験にも対応できる応用的な知識の活用
講師
学習時間 6時間
ラベル
評価 4.3★(978件の評価)5,361人の受講生
学習期間 学習期間の制限なし
こんな人におすすめ

・情報セキュリティマネジメント試験に合格したいすべての人
・情報セキュリティについて全体像を俯瞰的に学びたい人
・より高度な資格を取るための前段階として学習をしたい人

口コミや評判は?

基本知識を体系的に学べる。
この講座を受講しただけだがセクション8の午前過去問は合格ラインを超えることができた。

【セキュリティ知識を深める!】情報セキュリティ基礎 + 情報セキュリティマネジメント試験 合格講座 のレビュー

とても分かりやすく図表を使って解説くれていたので頭に入りました。
小テストが適度にあったので記憶の定着に役に立ったのかと思います。
色々不安で本を購入しましたが、こちらのコースをしっかりすることと過去問道場で午前対策をすることで情報セキュリティマネジメントは合格できるかと思います。

【セキュリティ知識を深める!】情報セキュリティ基礎 + 情報セキュリティマネジメント試験 合格講座 のレビュー

何回も繰り返し聞きました。すごくわかりやすかったです。
受験日まで、日数がなかったところ、よい教材に出会うことができました!

【セキュリティ知識を深める!】情報セキュリティ基礎 + 情報セキュリティマネジメント試験 合格講座 のレビュー

【おすすめ②】情報セキュリティマネジメント試験対策

コース概要 本講座では、情報セキュリティマネジメント試験対策に必要な情報を短期間で習得します。
ご自身の理解度を確認するために、確認問題・修了テストも用意しておりますので、ITが苦手な方でもじっくりと知識を深めることができます。
学習内容 ・情報セキュリティに関する一般的な知識について学習します。
・情報セキュリティマネジメント試験受験レベルの知識習得を想定したカリキュラムです。
講師
学習時間 5.5時間
ラベル  
評価 4.4★(31件の評価)138人の受講生
学習期間 学習期間の制限なし
こんな人におすすめ

・技術系、事務系、文系、理系問わず、情報セキュリティに関する基礎知識の習得を必要とする方。

口コミや評判は?

この講座のおかげで、試験に一発合格できました。
ありがとうございました。

情報セキュリティマネジメント試験対策 のレビューより

資料が拡大できず見にくい、説明が用語のところは、資料読んでるだけ。
言葉が難しいのでもう少し噛み砕いて欲しい

情報セキュリティマネジメント試験対策 のレビューより

内容は濃いです。
だから、勉強しがいがある。

情報セキュリティマネジメント試験対策 のレビューより

【おすすめ③】ITパスポート試験 + 情報セキュリティマネジメント試験 講義&過去問解説

コース概要 AI, IoT, ビッグデータについても詳細に解説。
コンピュータの構成、アルゴリズム、ネットワーク、セキュリティから、ビジネスで必要なITリテラシー、経営知識、法律知識、マネジメント知識が身につきます!!
学習内容

・システムのセキュリティマネジメントについて詳細な知識が身につきます
・情報セキュリティマネジメント試験に合格できるようになります

講師
学習時間 22.5時間
ラベル  
評価 4.3★(8件の評価)36人の受講生
学習期間 学習期間の制限なし
こんな人におすすめ

・ITを学びたい方
・ITを用いたビジネスをしたい方
・エンジニアの方
・ITに限らず、経営スキル、マネジメントスキルを身に着けたい方

口コミや評判は?

早口でただ単に述べているだけ。。学ぶ側に立っていない印象。

ITパスポート試験 + 情報セキュリティマネジメント試験 講義&過去問解説 のレビューより

いろいろな単語が多くて大変だったが、この動画に限らず参考書も読みながら学習していきたい。

ITパスポート試験 + 情報セキュリティマネジメント試験 講義&過去問解説 のレビューより

コース全体が長いので1.5~2倍速で動画再生していましたが、読み間違いや説明に詰まっているような箇所があったり、動画の最後が切れていたり若干雑な部分も見えたので☆4。
ITパスポートに合格して改めて見ても良いと思いますし、情報セキュリティマネジメント午後試験の解き方を実践して解き方のコツがわかったので、あとはWebの問題集から午後対策をすると合格できるかと思える講座なので良いと思います。
IT業界1年ちょい3年未満で基本情報に挑む前に準備資格として取ったり、運用の現場でも午後試験は良い経験になると思いました。

ITパスポート試験 + 情報セキュリティマネジメント試験 講義&過去問解説 のレビューより

【おすすめ④】【最新シラバス対応:全問解説付き】情報セキュリティマネジメント午前試験対策 模擬試験問題(8回分全400問)

コース概要 情報セキュリティマネジメント試験の演習問題(午前)です。
最新シラバスに対応した、試験8回分にあたる400問とその全問解説です。
試験範囲を押さえた模擬試験で、皆様の合格をサポートします!
学習内容 情報セキュリティマネジメント模擬試験①
講師
学習時間
ラベル  
評価 4.3★(48件の評価)330人の受講生
学習期間 学習期間の制限なし
こんな人におすすめ

・情報セキュリティマネジメントの午前試験対策をしたい方。
・情報セキュリティの知識を学び、その実力を計りたい方。
・情報セキュリティ関連の職務に従事する方。
・プロジェクトマネジメントを行い、情報セキュリティに不安がある方。

口コミや評判は?

一問一答モードも欲しい

【最新シラバス対応:全問解説付き】情報セキュリティマネジメント午前試験対策 模擬試験問題(8回分全400問) のレビューより

合格することでのデメリットは?

情報セキュリティマネジメント試験に合格することでのデメリットは特にありませんが、いくつか注意点があります。

合格した場合の注意点

・合格しても全ての情報セキュリティの問題を解決できるわけではない
・合格後、必ずしも職務に直結するわけではない

合格しても全ての情報セキュリティの問題を解決できるわけではない

情報セキュリティマネジメント試験に合格しても、すべての情報セキュリティの問題を解決できるわけではありません。
試験合格者であっても、情報セキュリティの問題には常に新たな対策が必要となります。

合格後、必ずしも職務に直結するわけではない

情報セキュリティマネジメント試験に合格しても、必ずしも職務に直結するわけではありません。
試験合格者であっても、職務に応じた知識やスキルが必要となることがあります。

まとめ

情報セキュリティマネジメント試験は、IT未経験者でも取得しやすいセキュリティに特化した国家資格です。

セキュリティ関連の知識を習得できるほか、情報の取扱いに敏感な昨今では、就職活動の際にアピールすることもできます。

この時代セキュリティに関する知識は学んでいて損はありません。
むしろ役立つはずです。

この機会に情報セキュリティマネジメント試験の取得を目指しませんか?

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この記事を書いた人

40代のエンジニア。

30代でうつ病になり、転職を繰り返すこと5回。
なんとか立ち上がり、現在の職場は10年以上になります。

数々の経験と失敗を繰り返して今に至ります。

日々のトラブルを解決するための「アイディア」、今まで学んだこと、新しい学びから得た「気づき」をみなさんと共有していきたいと思います。

また、趣味のスポーツやトレーニングから得た気づきも共有していきたいと思います。

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