仕事を進めていく上で避けられないのが、上司とのコミュニケーションです。
しかし、なぜだか自分だけ上司から嫌われている感じがしていませんか。
例えば、
上司に冷たく当たられた 上司の口調がきつい 嫌味を言われた 社内のみんなの前で無能だとコケにされる 避けられている
実際にそんな状況になると、上司に嫌われないよう振舞ったり、失敗が怖くなったり、はたまた、やる気がなくなったりするのではないのでしょうか。
以前私が経験したことを2つ紹介します。
1つ目が、ある会議で上司が仕切っていた時のことです。
上司が意見を1人ずつに聞いていたのですが、 なぜか私を飛ばして次の人の意見を聞いて回ったのです。 私を除く全ての人の意見を聞いた後、 他のメンバーが、気を遣ってくれて 「sipe(私)さんの意見はいいのですか?」と言ったとき、 上司はこう言いました。 「あいつはぜんぜん、(仕事に)貢献していないからきづかなかったわ(笑)」
2つ目が、プログラミングに試行錯誤していた頃のことです。
上司:「残業になるなら事前申請をしてください」 sipe:「大変失礼しました。今後気を付けます。」 : 上司:「なんでこのコーディングに時間が要しているのか理由を教えて」 sipe:「実は...」
2つ目は、何気ない会話に見えるようですが、上司は私と一切口を聞かず、メッセンジャーツールで会話をしてくるのです。
そうです。完全無視されておりました。。。
この2つの経験はそれぞれ別の会社の上司たちです。
そもそも私の仕事に対する姿勢や態度が疑われてしまいそうですが(笑)
少なくとも、上司は仕事ができない私の事をよく思っていないことが、このやりとりからも感じ取れると思います。
私のような下の立場からすると、正直言って2度と関わりたくないです。
だけど、会社なのでそうも言っていられないですよね。
結論から言うと、上司の性格や言動は変えられないので、自分の行動を変えて対処する必要があります。
この記事では、上司に嫌われていると感じたときの原因とその対処法について紹介していきます。
よかったら、参考にしてみてくださいね。
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上司に嫌われていると感じている場合も、コミュニケーションスキルを身に付けていると、非常に効果があります。
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上司に嫌われる原因
なぜ上司に嫌われていると思ってしまうのでしょうか。
それは、上司から見て私(あなた)が、以下のように見えているからです。
・自信がなさそうに見える ・上司の言うことを聞かない・守らない ・ネガティブで出来ない理由を言う・言い訳を言う ・嘘をついたり、隠し事をしている
それでは、1つずつ見ていきましょう。
自信がなさそうに見える
上司から見て自信がなさそうに見える場合、上司に嫌われたりする場合があります。
例えば、上司に資料の作成を頼まれて、自信がない素振りをしている場合です。
このデータをもとに○○別△△別の集計表を作成してください。
わ、わかりました...
:
で、できました...
ありがとう。(本当に大丈夫か?)
なんで自信なさそうにしているんだ
(イライラ)
その他にも以下のようなことで自信がなさそうに対応していませんか?
・定例ミーティングでの進捗報告 ・失敗した時の上司への報告 ・上司からの電話での問い合わせ
上司は自信が無さそうな部下には「期待できない」、「任せられない」と思ってしまいます。
そのため、プロ意識が高い上司や常に高い成果を上げている上司はイライラしてしまい、嫌われる原因になってしまいます。
上司の言うことを聞かない
上司の指示を守れなかったり、言うことを聞かない場合は嫌われる原因になります。
例えば、
・納期が守れない ・要望通り資料を作成しない ・同じ失敗を繰り返す
などは当てはまりませんか。
上司は部下を管理する立場であり、部下の行動や結果は上司の責任になります。
そのため、上記のような言うことを聞かない部下は面倒な存在となり、嫌われる原因になります。
ネガティブでできない理由ばかりを言う
上司からの難易度の高い依頼や要望や、失敗したことに対して、できない理由や言い訳をする場合は嫌われる原因になります。
例えば、
・やりたくないがためにできない理由を説明する ・他人の提案に対してネガティブな意見を言う
などは当てはまりませんか。
上司は仕事をあなたに任せようとしているのに、ネガティブな発言を言われると、気分がよくありません。
そのため、否定的な意見を言う部下は扱い辛い存在となり、嫌われる原因になります。
嘘をついたり、隠し事をする
上司に嘘をついたり、隠し事をする場合に嫌われる場合があります。
例えば、
・報連相ができない ・会社に損害がでるようなミスを隠す ・問題が発生しても、事実を話さない
などは当てはまりませんか。
上司は部下の責任を取ることになりますが、嘘や隠し事をされると、まだ隠し事があるのではないかと疑ってしまいます。
主な例としては、「備品の発注数量を1桁多く頼んでしまい、報告を隠していた」、「大規模イベントで使用する商材を発注し忘れていたが隠していた」などが挙げられます。
費用がかかる取引やイベントほどミスの影響が大きく、影響範囲も大きいので、嘘や隠し事をされるとフォローできなくなります。
そのため、あなたの言動が信用できなくなり、一緒に仕事をしたくないと思われるかもしれません。
上司から嫌われていると感じた時の対処法
上司に嫌われてたと思ったときに、やるべき対処法を紹介していきます。
嫌われている現状は、そのままにしておくべきではありません。
今日からできる方法で、誰にでも実践可能です。
良かったら、参考にしてみてください。
自分の行動を見直してみる
上司から嫌われてしまっていると感じた場合にできることは、自分の行動を見直してみることです。
例えば、「嫌われる原因」で紹介した以下の行動をに思い当たる節は無いか見直してみてください。
・自信がなさそうに見える ・上司の言うことを聞かない・守らない ・ネガティブで出来ない理由を言う・言い訳を言う ・嘘をついたり、隠し事をしている
意外と当てはまることがあるかもしれないです。
もし、当てはまるものが複数あるようだったら、まず1つずつ意識してトライしてみましょう。
与えられた仕事に目標や期限を設定して全力で取り組む
上司が自分の事を嫌いだと思うのかは上司が決めることであり、自分では決められません。
変えられない上司のことを気にして仕事に集中できないのであれば、さらに悪循環に陥りかねません。
ならば、ここは思い切って、今与えられている仕事をバッチリ決めてみませんか?
例えば、目標や期限を設定して全力で取り組むなどです。
上司の機嫌を気にしなくなった時に自分を取り戻せるのではないでしょうか。
先輩や同僚に相談してみる
職場の信頼できる先輩や仲間に相談してみましょう。
言葉にすることで、気持ちが楽になったり、自分では気づけなかったアドバイスをもらえたりする場合があります。
例えば、相談した結果
・報連相が遅いことが判った ・否定的な意見が多いことが判った ・言い訳が多いことが判った
など、自分では気づかない行動の癖が見つかるかもしれません。
まとめ
上司に嫌われる原因の対処法について紹介してきました。
正直、嫌われていると思うと気分が良いものではありませんよね。
私の場合は、感受性が強いので、かなり凹み、立ち直るまでに時間がかかりました。
でも、ポジティブに考えると、自分の行動を見つめなおすタイミングでもあるかもしれません。
まずは、原因に心当たりがないか見つめなおしてみませんか?
その一歩が変わるキッカケになるかもしれません。